給料を上げる方法
何年経っても給料が上がらない。
誰よりも実務面では自信がある。
会社は私を見ていてくれているんだろうか。
そんな、もやもやが芽生えることがあります。
仮に転職をする。
運良く、毎年給与がベースアップする会社に入ればラッキーですが、そうした会社は、倍率も高く、似たような飲食企業に移ることになります。
すると同じことの繰り返しで、不満だらけのベテランになっていきます。
給与を上げる方法は、ただ一つです。
全ての企業で同じことが言われます。
飲食業だけが特殊なわけではありません。
- 社員、お客様、取引先の人間関係を良好にする。
- 仕入品、店舗や設備機器をいい状態に保守管理する。
- 会社から預かった人、モノ、金を有効に活用する。
そして、ほしい給料の4倍の売上を上げる。
とは、言うものの状況によって、どのように頑張っていいものか。
状況を想定しました。
考えられる飲食企業の現状
- 1~3店舗しかないなくて先が見えない。
- 10店以上あるがポジションがすでに埋まっている。
- 30店以上あって道のりが遠い。
優劣ではありません。
生き方にあった場所で生きるのが何より幸せです。
シリコンバレーの成功者たちはガレージ(車庫)で創業したベンチャー起業家です。
1~3店舗しかないなくて先が見えない。
チャンスです。
2~3店舗に増えたということは、ヒット店舗を開発できたということ。
他業態で展開している場合は、1店舗目がヒットしたと考えられます。
創業経営者とともに汗を流し、創業者利益を獲得しましょう。
労働基準法などあってないようなもの。
ホンダだって、ソニーだって、創業時はみんな夢中になって事業のとりこになりました。
体が資本です。
良く寝て食べて、同級生が楽しそうに青春をエンジョイしてても仕事です!
彼女にもふられることも覚悟してください。
- 経営者思考で行動する。
- 心身ともに健康であるように自己管理する。
- ヒット商品や店舗を開発できる感性を磨く。
- 店舗経営の経営指数ほか飲食店経営を学ぶ。
10店以上あるがポジションがすでに埋まっている。
こちらはチャンスとピンチが半半。
安定期に入っています。
余裕が生まれると各ポジションの責任者が既得権益を守ろうとします。
周りからの評価に自尊心もくすぐられ、ある程度の賞与も支給。
安定した生活に満足してしまいます。
こんなものだと上も下も安住すると成長が止まります。
毎年生まれる他社は、成長するので御社との開きは年々開きます。
抜かれた時には、売上数字だけではなく、組織風土やシステム、人材面など全ての点で抜かれています。
出る杭は打たれろ!打たれたらもっと出ろ!
そのくらいの気持ちで会社をけん引していく心意気が大事です。
- 競合店を分析して地域の一番店を作る。
- 次世代の管理職として自分を育てる。
- 人間として尊敬できるメンターを作る。
30店以上あって道のりが遠い。
会社員として出世することです。
与えられた業務を同じ年代の別な業種の会社員に負けないように全ての点で自分を磨く必要があります。
現場の技能、財務や品質管理、マネージメント、IT技術。
得意な能力を資格取得などを目標に修養していく段階です。
年々、昇給も年次予算に組み込まれている場合も多いので、月次の自己目標を確実に達成していく事が求められます。
また、事業環境の変化が早い時代です。
他社に買収されたり、転職することになっても、食いっぱぐれない技能を修得しましょう。
- 実務資格を取る。
- 貯金する。
- 家庭を持つ。
「論語と算盤」で渋沢栄一は、競争を奨励します。
争いがなければ国も企業も滅びると。
ただし、正しく争う道を説きます。
正しく競争する。
これが士魂商才。
武士の魂で商人の才能を発揮するということです。
武士道を「実業道」に。
今日まで、多くのビジネスマンたちに実業道が引き継がれています。
企業戦士はアスリート
会社員として給与を上げていく法則は、飲食業に限らず、共通な努力が必要なことを先に記しました。
実例として、上場企業である「キリンビール株式会社」があります。
大企業だもの苦労はないでしょう?
と飲食店という小さな空間で事業を営んでいる誤解してしまいます。
実は、彼らは、日々、熾烈な戦いを繰り広げています。
負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法https://amzn.to/3sIT0sC
上記の書籍に「残業時間を減らすための秘訣」にこんな冗談があります。
「1年365日、1日24時間、働くこと」
ええ?上場企業がそんなことを言っていいの?
もちろん、これは、一日中働いていることではありません。
いつも、頭の中に仕事のことがあって、何を見ても聞いても仕事に結びつける能力として紹介されています。
一流企業と評価される方たちの年収が高いのは、会社が一流なばかりではありません。
社員も人一倍、一流の努力家です。
プロのアスリートたちと同じです。
いや、そんな仕事とプライベートは別。
それも答えです。
別な方法で「1日24時間仕事が頭から離れない人」に勝つ方法を見つけることです。
著者の田村 潤さんは、サムライです。
田村さんの著書「負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法」を飲食店で活用できるよう別項で要約します。